何のために何をするのか。
何のために何をするのか。
現在、ホームページのリニューアルを1件おこなっています。
春までに、光の森エリアに新店舗計画のサインや広告、ツール類。
1年ほど準備してきた新ブランドの全国デビューのため、
それから新規事業のためECサイトも数件立ち上げます。
今うちでも進行中でもある、WEBサイトのリニューアルは良くある話ですが、
「リニューアルしなければいけない理由(リニューアルする目的)」がなければ必要ないはずです。
別のイメージ、ブランド展開であれば、サテライトサイトの立ち上げやサブドメインでブランドサイトの立ち上げを提案します。
リニューアルしたのに、見にくい、使いにくい、分かりにくい。さらには、ハード面もSEOに強い環境やサーバーだったのに、サーバーまで変えたばかりに検索順位も落ちていく。こうなるともう悲惨です。
せっかくクライアントが持つ良い経営資源やポテンシャルの高さがあっても無駄になります。
しかし、結果、そういった面も含めての「企業力」なのでしょう。
ブランドは経営資源です。
私たちデザインの仕事は、「良くするため」にあります。
「良くする」とは、見た目も商品力も広告戦略も使い勝手もご購入の際の経験も何もかもですが、
一番大事なのは、いろんな結果、「結果を良くすること」です。
「もともと良いもの」はリニューアルも何も必要ありません。変えないこと、しないこともデザインです。
「デザイナーにとって」独りよがりのものづくりや、
「広告会社にとって」都合の良い何か、はまったく必要ありません。
ブランドとしての明確なビジュアルやメッセージを「伝えられて」
その広告のレスポンスや結果をはっきりと明確化し目的とし、最良のデザインをつくりだす。
何のために、何をするのか。
クライアントとの意識や目的の共有、そもそも「何のために」という大前提と、
そこにぶち込められるアイディアと表現が、全ての結果を生み出します。
TOMODA DESIGNでの「本質を捉える」という定義は、そこにあります。
そんな当たり前の事も、いろんな要素で見えづらくなっているんですね。(友)
【デザイナー募集中です!】
そんな気持ちで毎日頑張っています。こんな僕たちと一緒に仕事したい方
弊社に興味がある方、是非こちらのページ見ていただいて、ご応募ください!(トモダ)
現場監督さんはすごい。
現場監督さんはすごい。
昨日、住宅の見学会用の撮影に行ってきました。
昨年の夏にも同じクライアントさんの物件で撮影に行った夏の日、撮影中に顔面を3箇所、足を4箇所、蚊に刺されていました。僕だけですけど。夏キャンプに行っても刺されるのは僕だけ。何でっ!!
話がそれてしまいましたが、夏の日も、寒い冬の日も、現場監督されている方には頭が下がります。家づくりをおこなう大工さんや内装も複数、外装も複数、基礎からなんからすべての行程のまとめ役でもありその名の通り現場を仕切り品質管理をリアルタイムで起こるアクシデントと闘いながら、行程通りに進めていかないといけません。
その家を、施主よりも誰よりも、完成までを一番近くですべてを見ていて、たぶん竣工したときは自分が育てた子供のような感じなんでしょう。
今日も明日も明後日も、本当にお疲れさまです。(友)
【デザイナー募集中です!】
ちょっと本気で忙しくなってますのと、新規事業(部門)を春から立ち上げますので
弊社に興味がある方、是非こちらのページ見ていただいて、ご応募ください!(トモダ)
「記憶をめぐる4つのレシピ」へ。
「記憶をめぐる4つのレシピ」へ。
少し前に、北九州市美術館へ行ってきました。
北九州市立美術館開館40周年記念で
「アート・オブ・メモリー 記憶をめぐる4つのレシピ」という展覧会が開催されています。
まずは、柴川敏之さんという方の作品ですが、今の時代の2000年後(例えば)に、今身のまわりにあるものが化石となっているでしょうね。その時の化石を作品として展示されています。
すべて本物のものを化石っぽくつくってあるそうです。すごい量が展示されています。
続きまして、今回最も感動してしまった作品なのですが、クワクボリョウタさんという方の作品です。壁に囲まれた暗い部屋のに入っていくと、静寂の中、何か光っているものが、ゆっくりとゆっくりと鉄道模型の様なレールの上を走っています。
なんだろうととりあえずじっとしていると、囲まれた壁、上の天井すべてに、「自分が列車に乗って見ている風景」が「光と影」で見事に再現されています。
よく見てみると、影をつくるために必要な、レールの横にセッティングされているものは、以外に身近なザルや洗濯ばさみなどもあります。しかし、動いている光源から壁に風景として映し出すための遠近感や、ずっと見ていても飽きさせない豊かな表現が、すべて計算されていて、この空間にいてとても心地よいものでした。これはすごい!!! 本当に「美しい」のです。。
あああ、もう一回みたい!!! とネットで探したらありました!!
動画が出てまいりました! こちら!
はい、どうですか? でも生で見たらもっと感動します。
続きましてこちら、北上伸江さんという方の作品です。映像作品ですが実写の絵を再度、一コマずつアクリルで描き直したアニメーション、だそうです。
懐かしさやアナログのイメージであたたかく伝わってきます。はっきりとくっきりとしていないので、自分自身の思い出や記憶と重なったりする心あったまる作品でした。
最後は、plaplax(プラプラックス)というアート・ユニットの作品です。
さわったら反応する。動きに合わせてなんか起こる。的な、
双方向のアート、インタラクティヴアートです。
これは、「イシムシの標本」という作品で、まわりの好きな石を引き出しの中に入れると、その石の名前を教えてくれます。けど、石が虫(ムシ)になって画面に表示されるユーモアのある作品です。自分が入れた石に、足や手、羽、目がついて、名前が出ます。
椅子に座ったら、自分の上に木が生えてきて、どんどん伸びて、そこから鳥が飛んでいきます。
他にも、インタラクティヴアートがあって、子供も大人も楽しんでいました。
この展示会は、4つの「記憶」というカテゴリー。「時代の記憶」「風景の記憶」「人の記憶」「自然の記憶」で、それぞれの各アーティストやチームが表現しているようです。
いろいろ探していたら、オフィシャルサイトがありました。
こちらにいろいろ作品も掲載されています。→http://art-of-memory.jp/
皆様是非いってみてください。(友)
デザイン実績を更新しました!(パンフ、サイン等)
デザイン実績を更新しました!(パンフ、サイン等)
今朝の霧は濃いかったですね。
朝、自宅の玄関から出た瞬間、幻想的だったので驚きました。
WEBの実績も数件、更新しないといけないのですが、
さきに印刷物やサイン関係の実績を更新しました。
>>広告・サイン関連実績(https://www.2102.jp/ad/)
>>販促・ブランディングツール関連実績(https://www.2102.jp/sp/)
まずは、先日のブログでかいていた、昨年末に移転・ショールームオープンされた
オクタスさんの屋内の誘導サインです。
チェリー材の突き板と布地を組み合わせたベースに、
シルク印刷で仕上げました。
実際は、布地の厚さ分、チェリー材との面(面の高さ)を合わせる為に
布地を貼り込んでいる上部の半分だけ、布地分の厚さ約1mmを削ったりと
ちょっと手が込んでいます。
でも仕上がってエントランスや各階に取り付けられたときは嬉しかったです。
最近サイン関連のお仕事も多く、立体になり、建築物に取り付けられ、それだけ目に触れますので
印刷物とはまた少し違ったつくって仕上がったときの嬉しさがあります。
新しいアイディアをどんどん具現化できるときはやっぱり仕事をしていて楽しいですね。
こちらはショップチャンネル(TV通販)で販売されているプロ仕様の漂白剤です。毎日の洗濯では取りきれない黄ばみや黒ずみといった、洗濯物の"アク"を取り除く、洗浄成分入りの漂白剤で、浸け置きすれば除菌もでき、一般の洗濯洗剤と併用すれば、洗浄力を高めることができます。
こちらは、オクタスさんの移転ご案内ツール、ペルーラスノーという紙質で
品の良い煌びやかさがあります。
こちらもオクタスさんですが、移転とあわせて会社案内パンフをページ増でリニューアル。
WEBというメディアもしっかり情報整備できているプロセスを
ここ数年で構築できているので、今回のパンフには別の何かのアイディアが必要でした。
そこで巻頭から、関連パートナーさんとの対談のページを企画し、全体をまとめました。(友)
デザイナー募集中です。ウェルカム人財。
デザイナー募集中です。ウェルカム人財。
昨年も新卒、中途含めて、1月頃から募集を開始していましたが、
今年も随時、デザイナーを募集します。
>>詳細はこちらの求人ページにて
昨年から「TBCC(トモダブランドコンサルティングセンター)」という別組織を立ち上げました。これまでも1業種1社での契約でおこなってきましたが、ブランド開発や広告デザインのコンサルティングを中心に付加価値を発見、高める事を目的としています。ブランドマネージャーの資格も取得し、弊社独自のブランディングシステムも構築できました。
デザイン制作の業務もこれまで通り、映像の制作から建築のサイン計画、WEBの制作からSEO、リスティングなどの一切、グラフィックデザイン全般までおこなっています。
もう1年前も同じ状況だったので、私自身の不甲斐なさではありますが、うちの会社のキャパシティ的に新規でお問い合わせいただいたのに、お仕事をお断り・辞退せざるを得ない状況が続きました。今年はそういう状況から少しでも前進できればと思っています。
今年の春には、大分芸短から新卒で女性のデザイナーが入社します。
昨年の夏の面接時に、「おっ!センス良いな」、と感じた学生さんなので、とても楽しみです。
「ウェルカムトラブル」という言葉があります。
困難や問題に真摯に取り組み、それらを乗り越えてこそ、乗り越えた瞬間に
人は成長し強くなれる。ということです。
「トラブル」でなくても、デザイナーであれば誰でも悩み苦しむ、広告のアイディア、締め切り、
たくさんの仕事量、長時間かけてつくったのに一瞬でボツになるダメだし、
新しい技術や知識を勉強しないといけないときも多いです。
しかし、それらをどれだけ乗り越えてきたか「だけ」ですね。
乗り越えてこそ、ですね。
勘違いしてはいけないのが「乗り越えた」かどうかです。
ただ「こなした」のでは「乗り越えて」いません。。
すべては、それが成長の糧になるので、
僕はいつでも「ウェルカム壁」アンド「完璧主義者で乗り越える」です。
困難や迷いから決して逃げず、問題を先送りにしないこと。
明日から、会社の朝礼がリニューアル。 (友)
今年の年賀状は厚盛りで復刻版。
今年の年賀状は厚盛りで復刻版。
今年の年賀状です。
昨年の年末に、ある長期でやっているプロジェクトの関係で
シルクスクリーン会社の社長さんとお知り合いになりました。
これは4色プロセスのリッチブラックで印刷したうえに
さらにクリアの厚盛り印刷をかけたもの。
あれっなんか見たことある。と思われたかもしれません。
今年の年賀状、実は12年前に僕がデザインしたデザインの復刻版なのでした。
12年前の年賀状。
これは、アルプス社の名機、MD-5500というプリンターでつくったものです。
このプリンターは、インクジェットと違い、リボンで印刷できるプリンターで、
ゴールドやシルバーのリボンで印刷できた面白いプリンターでした。
(もうだいぶ前に生産終了しています)
毎年、年賀状って結構何にしようか迷うんですけど、
自社の制作物は、クライアントがいないしルールも制限もないしスーパー自由ですので。
1年間たっぷり溜まったアート感性と表現力を最大限炸裂させなければいけません。
と想いながら書いていた羊ちゃんですが、
正面とか横顔とか書きました
けど何かだめなので、かわゆくしてしまったり・・・
ひつじって難しいですね。来年はサルだから楽しいのでつくりたいですね(友)
謹賀新年。
謹賀新年。
あけましておめでとうございます。
2015年、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ブログをご覧いただいている皆様方、いつもありがとうございます。
今年の2015年、1月で、2004年の5月に創業してから、まるっと10年経過いたしました。
フリーで活動していた時期を含めると、2014年昨年の5月で10周年でした。
本当にあっという間の10年でしたが、たくさんの思い出がギュッと詰まった10年でもあります。
今の健軍事務所に引っ越ししてきたのが2008年の4月でした。。
以前、弊社のフェイスブックページに沿革をまとめていて、
それを見返すと・・・
◎2015年1月/10周年
◎2008年4月/健軍事務所へ移転(現在の事務所)
◎2006年12月/水前寺事務所へ移転
◎2005年1月/TOMODA DESIGN OFFICE 設立(4月にスタッフ1名が加わる)
◎2004年5月/TOMODA DESIGN OFFICE 創業(フリーランスで活動)
・・・という経緯です。
ここに来て、もう5年か〜、と思いつつ、これまでの1年1年を振り返ってしまいます。
自分がどれだけ成長できているのか、どれだけ後進を育てられているのか、
どれだけ会社組織としてしっかり整ったか、、、
会社としての未来や夢や仕事の内容はどうなってきたか、などです。
2014年の昨年は・・・
◎TBCC設立(トモダブランドコンサルティングセンター)
◎ブランドマネージャーの資格を取得〜弊社独自のブランディングシステム構築
◎スタッフが1名新入社員で入社したが、2ヶ月で退社、残念!
◎多くのサイン(看板や建築サイン)の仕事をさせていただきました
◎京都、長崎、大分、鹿児島、東京、と仕事関連も含め、各地の美術館に行けた。
◎スタッフが宣伝会議主催のセミナーで約2ヶ月、土・日に参加
◎会社の人事評価・査定システムの構築と運用が出来た(量・質・人間性)
◎リスティング広告で、精度の高い運用結果が出た。
・・・と、いいことばかりそうですが、マイナスのこともありました。が、しかし、
なんだかんだありながらも、本当にわたしが嬉しいことは
顧問契約先のクライアントの事業がうまくいっていることです。
手狭になってきたので、新しい新オフィスへ引っ越し。
モデルハウスを新しく、新エリアに展開。
展示場を新しく、新エリアに展開。
既存の販売数が年々伸び、新商品も新しくリリース。などなど
「結果」が嬉しいんですね。
また、常に一緒に動いていただいている仲間の皆様方も
新しい展開が成功したり、信じてやってきた事がクライアントから認めていただいた1年でした。
2013年夏に、TOMODA DESIGN COMPANYの、未来へのビジョンを創りました。
これからの広告業界、デザイン業界、TDCが広告戦略やデザイン、
コンサルティング力で、さらに結果を出せるパートナーとなるためにつくったビジョンです。
ビジョンがあっても、組織づくりや環境整備も同時に出来ないと前へ進めません!
もっと自分が成長してがんばらなければいけません! さらにがんばります。
そして、弊社と共に歩んでくださっているクライアントの皆様、本当にありがとうございます。
お陰様で10周年を迎えることが出来ました。
自分の中ではまだまだ10歳ですので、まだまだ必要とされる存在になり、
私も諸先輩や先生方から受け継がせていただいた意志や信念を
少しでも理解出来る後進に受け継いでもらいたいと思う、今日この頃です。
感謝感謝の気持ちで、今年も日々励んでまいりますので
本年もよろしくお願い申し上げます。
友田昌幸