ふわっと軽いエアラス。
ふわっと軽いエアラス。
昔から紙が大好きです。
印刷物をデザインする上でも紙の選定はデザイン・仕上がりを左右します。
今年春頃のJAGDAのDMにはいっていた、A4一枚ペラものの「airus(エアラス)」。
ずっと、机のヨコに置いていました。
すると先日、平和紙業の営業さんから紙をご紹介したいと電話がありご来社いただきました。
そこで冊子になっているエアラスの見本紙をいただきました。
見本紙中面は世界の100歳以上の人物を撮り続けている
ドイツのカルステン・トーマエレンという写真家の写真でデザインされています。
見本紙の一部には話題の方も載っていました。
エアラスを科学的に、詳しく分析して紹介しているページもあり、
これが紙全般の知識についても非常に参考・勉強になるコーナーです。
このエアラスを最初にさわったときの印象は「フワ軽」。
とにかくフワッとした軽さですけど、微塗工紙なので、グロス感もあり、
中間色もグラデも美しく印刷されているので、良いな〜と思っていました。
風合いのある紙で、高級紙で良く使用されるヴァンヌーボやミスターB、
先日TDCの10周年でもつかった少し軽いミセスBなどがありますが、
その雰囲気もありつつ、フワっとしています。
数十ページの冊子になったものをもつと、さらに分かります。
その他にも、昔からあるケンラン紙(結構先輩のデザイナーさんからよく聞いていた紙)の最新版、S.SCOASTERというボール紙のようなコースター専用の紙、これは塗工されていないので印刷する場合はUV必須だそうです。インクがにじむので当然ですね。それから価格的には少し割安で使えそうなグラディア。表面のエンボス加工(片面のみ)のパターンズ、など、たくさんの見本をいただきました。(友)