センスを磨くことに気づける1,400円の本!
センスを磨くことに気づける1,400円の本!
あくまでも、「気づける」です。(笑)
いくら本読んでも、本当にセンスが磨かれるためには
理解して「行動から変えていくこと」が、最も大事ですよね!
P95
「センスに自信がない人は、自分が、実はいかに情報を集めていないか、
自分が持っている客観的情報がいかに少ないかを、まず自覚しましょう。」
P125
「デザインは細部に宿る。ブランドは細部に宿る。」
わかりやすい例としてファッションを例に書いてあります。
簡単に言えば、ファッションについての雑誌をたくさん見ている、色使い、流行、
また、自分の体型、個性、雰囲気を理解している。ということも大切だし、
「似合っているよ」といわれた洋服があれば、買ってきてみる。という
「主観だけ」の自分から抜け出せるか???? ということでしょうか。。
そんなの着たことがないし、そんな色似合わない、と思いこんで新しいチャレンジ
新しい自分が発見できない、またいつもの自分の好みだけをチョイスしてしまう。。
という人は、客観性をとりいれずに、結局センスを磨くチャンスを失っている。。
要するに、客観的な意見や新しい事を受け入れきれない人は
センスが磨かれない。ということでしょうね。。。
実際に、われわれのデザインという仕事でいえばですが、
企業や商品、サービスの顔をつくっていく仕事でもありますから、ワンパターン、
主観だけの考えや見方だけでは、短すぎる定規しか持っていないのと同じですね。
デザイナー本人のファッションや部屋、家具、持ち物、など
すべてそのデザイナーの本質がでちゃいますよね。
すべては
「なぜ、それをチョイスしているのか。」
ですから、
デザインは、デザイナー本人の、すべてに宿る。とでも言うのでしょう。
P126
「知識を加えて、消費者へのベネフィットとする。
「フランダースリネンプレミアム」のマーク・ロゴデザインのお話です。
非常に面白いお話しです。このマークのデザインが仕上がるまでの行程、考え方、
動き、表現のコンセプトまですべて説明してあります。
P171
「人生の先輩と話してセンスの底上げをする」
要するに先輩方の持っている知識や知恵、経験、
行儀作法、ファッションなど、すべてのセンスのかたまりを
自分に吸収できるチャンス、ということが書かれています。
たしかに、人とどれだけ、どういう気持ちで時間を過ごしたか、
が、大きく人の成長に関わっているという事はいうまでもないですね。
・・・と、いろんな視点での「センス」が書かれていて面白かったです。
この本で、またひとつ、0.1mmでも知識が増え
0.1%でも自分のセンスが磨かれた、気がします。
まだまだ、たくさん溜まってる本がございます。(友)